調理実習6回目
今日は陰性よりに調理するには?というテーマでした。
<メニュー>
・丸麦入り玄米ごはん
・お味噌汁
・小豆かぼちゃ
・きんぴら
・あらめの煮物
・プレスサラダ
先週とメニューはほぼ同じです。
今日の実習はいつもと違って、班でどのように調理するのかを話し合って決めます。
食材の切り方、火の通し方、調理時間、調味料、調理器具をどうするのか。
どうしたら陰性よりになるのか?
今までの知識と経験とをフル回転させて、考えながら。
先週もこんな感じで考えての実習だったみたいです。陽性よりにするにはどうしたらいいのか?
お休みしちゃったので・・・残念。
丸麦入り玄米ごはん
複数のものをブレンドしたほうが、単体よりも陰性ということで丸麦と炊きます。
カムカム鍋を使って炊くことにしました。
圧力鍋で炊くよりも圧がかかりにくいので、陰性になります。
圧力鍋の中にカムカム鍋を入れて炊きます。初めて使ったので興味津々♪
炊き上がりはこんな感じ!
ちょっと水分が多かったのと、火にかける時間が短めだったので少し固めなさらっとごはんでした。
他に陰性よりにしたいときは、土鍋やお鍋で炊くのがおすすめです。ちょっと時間はかかりますがおいしいですよ。
お味噌汁
火の通りやすい食材を選んで、火にかける時間を短く。
わかめと椎茸の戻し汁をお出汁にして、お味噌のチョイスは麦味噌・白味噌・玄米味噌をブレンド。
小豆かぼちゃ
かぼちゃは火が通りやすいように小さめにカット。
小豆の戻し汁を使って炊くと陽性よりになるので、お水と少しのお出汁で。
甘味を強めにして、水分も多めにしました。
きんぴら
ウォーターソテーしたので油を使用するより陰性になります。
早く火を通すようになるべく細切りにしてます。
テンペが入ったきんぴらでした。
あらめの煮物
ひじきよりもあらめのほうが陰性の食材ですが、海草類は陽性よりの素材です。
それを陰性に傾けるにはお野菜の割合を多めにしたり、最後にお酢を加えたり油のチョイスを考えたり。
玉ねぎ・いんげん・水菜などたくさんのお野菜を加えて薄味に。
プレスサラダ
白菜とラディッシュをなるべく細かく千切りに。
ザワークラウトと少しのお塩を混ぜて、プレス器に入れて水分を出します。
ラディッシュのような鮮やかなお野菜を入れることで見た目でも陰性に。
りんご酢と玄米酢をブレンドしたものをさっと混ぜ合わせて。
陰性にする方法はいろいろです。
・調理時間を短くする。
・薄味にする。
・水分を多めにする。
・油を使わない。
・圧力をかけない。
・酸味・甘味をきかせる。 などなどなど・・・。
先生は
「目に見えないもののチョイス」と。
空気感・音・心。食材の先にあるものを感じながら作り、食べること。
何よりもおいしく食べること。
調理方法で食材のエネルギーを変えることが出来る。
陰陽五行、四季に応じて、絶えず変化する自然の流れにそって、ナチュラルに。
そうやってバランスをとっていくのがマクロビオティックの本質なんでしょうね。
そうそう、教室の雰囲気がほんわか~していました。どうも先週はカッチリだったようです。
食べ物ってそれだけ心にも影響が出るってことですね。