『正しいウンコの環し方』ちょっと笑ってしまうタイトルですが、4月末にセミナーに参加してきました。
山村先生はマクロビオティックの望診では有名な方です。
お会いするのは初めてですが、井上陽水似のおだやかでお茶目な方でした。
先生は普段から食べることよりも排泄することの大事さをお話していらっしゃるようです。
まず、ウンチは浮いた方がいい♪
浮くと言うことは、陰性。
昔のネイティブの人のそれは800グラムも重さがあったそうです。
自分の排泄物を量ったことはないのですが (いる人がいたら教えてください:笑)
今のOLさんだと80グラムだそうです。1/10ですね。
食べている物の違いか、体内の臓器の違いでしょうか?
ウンチって何から出来ているか知っていますか?
「食べかす」だと思っていたのですが、
腸内細菌・胃粘膜などの体内の老廃物がほとんどだそうです。
食べかすはほんの少しだけ。食べた物は体内で分解され、吸収され、ちゃんと栄養になっていくんですね。
よく断食をしても同じくらいの量が排出されると聞いたことがあり、不思議に思ったことがあります。
その謎が解けました。
体内の細胞、血液が代謝をしている、その老廃物が排泄されるからだったんですね。
私もよく観察をしています。
「大便」 大きな便り。身体のことをお知らせしてくれる大事なものですよ。
って教えてもらってから観察するようにしています。
ちゃんとした食事をしているとき。
粉物が多かったとき。
油が多かったとき。
お酒を飲んだとき。
便秘のとき。
色や浮き沈み、形状、量。ちょっと恥ずかしいけど、体調がそのまま現れてきます。
伊沢先生が印象的なことを言っていました。
みんな概念で物事を見ている。
頭が凝り固まっている。
見方を変える。
本物を見ていない。
「ウンチ」は汚い、臭いってイメージで見ている。
だからトイレに流してしまえば、一瞬で目の前から汚いものがなくなってキレイになればそれでいい。
すべてのものに価値を見出そう。
上からではなく、下から見よう。
自分をからっぽにして相手、物を良く見る。
見方を変えて観察してみるとこれほどおもしろいものはないんです。
と、伊沢先生は日頃の研究の成果をお話してくれました。
ちょっと話はずれますが、
お肉はなぜ陽性なのか?ということを山村先生が教えてくれました。
家畜のえさは大豆・小麦・米ぬかなどの穀物です。
そのえさの量14,500万トンに対して、食用となるお肉の量は2,100万トン。
1kgのお肉を作るのに16kgの穀物が必要になります。
お肉は穀物を縮めたもの、凝縮したもの。だから陽性。
とってもエネルギー効率が悪い食べ物なんだということでした。
いろんな興味深いお話も聞けて、楽しいセミナーでした!
会場で販売されていた「おむすび庵」のおむすび。
たくさんの種類があったのですが、その中から、
玄米おむすび(梅)&もちきびのおむすび
あいがも農法で育てられたお米だそうです。
パックのは大豆タンパクのから揚げ。
おいしかったです♪